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鬼怒川水系上流域 夏の渓流大ヤマメ

2015年夏 栃木県・鬼怒川水系
 今年も早いものでトラウト禁漁まで残り僅かとなりましたが、皆さんの釣行(釣果)はいかがでしょうか?。今年の夏も相変わらず暑すぎる状況の中で、私は少しでも涼しさを求めて山中、鬼怒川水系上流部の渓魚を求めて釣行してきましたのでその時の様子を掲載します。

【予想通りの渇水に泣く】
 深夜でも蒸し暑い状況の中、車のエアコンをかけながら向かうは鬼怒川水系の上流エリア。そもそも鬼怒川が利根川水系の支流となることから更なる支流、枝の支流を含めると狙うポイントは多々あるので有難い。
 さて、今回は可能性が低いものの、この時期に期待できるパーマーク・黒点等が色鮮やかな綺麗な大ヤマメがメインターゲット。私的には産卵直前のブナの入った個体よりもこの時期のコンデション良い夏ヤマメ、あわよくば口の尖ったオスの大ヤマメであればトラウトアングラーとしてなお更嬉しい限りである。何処をどう狙うかは長年の引き出しと言いたいところだが7割は勘である。
 車で移動途中、鬼怒川温泉街を超えるあたりから気温は少しずつであるが下がり車窓から入る風が気持ちいい・・。途中コンビニで朝食等諸々購入して現地に着いたのは明るくなりかけた午前5時頃であった。早々に準備をして急斜面の入渓路を降りると想像以上に渇水している。遡行は楽であるが期待度は低い状況でスタート。

【思わぬ高活性に期待度は高い】
 真新しい足跡が残るものの、早朝は表層に魚の意識が高いのでシュガーミノーSG60Fのアユカラーを選択。初めに早瀬からトロ瀬に変わるポイントで弱った小魚が水面をヨタヨタ~と流下する演出で探ってみる。
 ダウンクロスから白泡発つ瀬頭へフルキャスト、ロッドティップをあげてミノーに若干のアクションを与えながら狙うといつの間にかフィーンと現れた魚がためらわずバクリとヒット。目視できるサイトフィッシングはスリルあって面白い。縁起良くワンキャスト目で釣れたのは25cm程度のパーマークが色濃くでた良型ヤマメ。ポイント荒らさないために下流の瀬にリリース。
 この釣り方は上流側ポイントから下流に魚を誘き出してバイトさせるため比較的メインポイントが荒れない利点があり、特に北関東等のスレた個体が多い河川には有効である。
 同場所で小型ながらヤマメを2匹追加して上流へ移動。平坦で流れが強いポイントにはヤマメ、落差あるポイントが続く白泡発つポイントではイワナが主にアタックしてくる。川に点在する石の濡れ跡から察すると前日に雷雨等の増水があって引いた感があり、活性が高い状況である。

アベレージサイズのヤマメ

落差があり流れが強い場所ではイワナが主体

【本命の大型ヤマメ登場】
 川幅が広くなったり狭まったり高低差があったりと変化のある各ポイントを攻略するのは楽しい。日が照りだすと気温が上がっていくのが感じられるが、日陰に入るとカラっとして涼しいのは有難い。水分を定期的に補給しながら探っていくと過去に大物を釣ったポイントに到着。
 パッと見はごく普通のトロ瀬であるが、上流側のやや落差ある落ち込みが如何にも大物が居付くポイントとして魅力的で、皆我一番に探るためか?…このポイントをスルーするアングラーが多いと思われる。以前同行した友人もそうであった…。このトロ瀬の底石の陰にデカイのがいる…。
 距離を保って好調のSG60Fをポイントより上流側へフルキャスト。表層ヨタヨタ攻略で探るが全く反応無く、やや早めにアクションを付けて積極的に探るとスーとミノーを追撃してくる大ヤマメが目視できるが、ミノーに接近する間際になって口を使わず警戒モード。しかし下流まで流しきってターンさせると急にガブリとヒット。そのまま暴れて下流の瀬に落ちたヤマメを走って追撃してどうにかキャッチしたのは35cm、パーマークが綺麗な幅広メスヤマメ。
 もしかしたらまだポイントにペアのオスヤマメが居付いているかも?。釣ったヤマメをランディングネットで確保しておいて、同ポイントを丹念に6~7キャスト探るが反応無し。ダメかな?と思っていた矢先にユラっと魚らしき大きな影が一瞬目視できたような…。縄張り侵入者パタ-ンでワンサイズアップしてSG70に変更。ナチュラルドリフトでダメならやや強めのアクションでリアクションバイトを誘発…するとドカンと1発でバイトしてきた。ローリングで回転する場違いの大物はパーマークがハッキリ見える大ヤマメ。何度かリールのドラグを鳴らして中々のファイトで楽しませてくれる。最後は浅瀬に寄せて、先ほど釣ったヤマメに追加ランディング。サイズを測ると39.5cm、ペアで居たのかと思ったらメスであった。
 2匹のヤマメは撮影後に同ポイントに戻すと深みに消えていった。その後は大物こそ出なかったが、そこそこミノーイングで楽しみ、休憩後に車で別の支流へ移動して再度大物を狙うがこちらは不発で午前中で釣りを終了とした。

同ポイントで釣れた2匹の大ヤマメ

39.5cm、色鮮やかな大ヤマメ

【そして帰路途中は暑いながらも温泉へ】
 帰路途中、川治温泉のC&R区間を見学すると近くで2名程フライで楽しんでいるアングラーが見えたので、しばらく橋の上で様子を見ていたがロッドが曲がることは無かった。この炎天下の中では厳しい状況と思われる。
 その後は第二の楽しみ、暑いながらも温泉に入って蕎麦を食べて楽しい一時は終了となった。今季も残り僅か、禁漁となる前にまたこの水系に訪れて自分の感性を生かし、自然豊かな渓流で大物を求めチャレンジしたいと思う。

【ルアー】
シュガーミノーSG60F・70F
シュガーミノーボトムトゥイッチャー50ES

【タックル】
ロッド:UFMウエダ TSS64ti改
リール:シマノ ステラ2000HG
ライン:バリバス アドバンス4lb
フック:VANフック ストリームDT35 #10・12

(2015年8月11日掲載)