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魚野川水系 夏のトラウトを狙う

2015年7月上旬 新潟県・魚野川水系
■首都圏からも近い名河川、魚野川■
 皆さん、今年の釣行(釣果)はいかがでしょうか?。前回は利根川のサクラマス(戻りヤマメ)を掲載しましたが、次号は引き続き上流の群馬漁協管内で大型利根マスゲット!!・・と載せたかったのですが正直な所、行く前にベストシーズンが終わってしまった感があり残念です(汗)。そこで今回は新潟県の名河川、魚野川水系を探ってきました。
 新潟県の魚野川と言えばご存知の通りビックトラウトが期待できる川、過去に数々の大物実績があり、首都圏からのアクセスの良さもありがたい限りです。さて、これからの季節の魚野川、私は主に朝は気合を入れて本流大型レインボーを狙い、日中は暑いので渓流で岩魚&ヤマメで遊びます。このパターンで一日楽しめ、体力的にも楽なのです。

■朝イチの支流は不発■
 訪れたのは7月の上旬、深夜の関越道を走り、関越トンネルを抜けるとまたきた感が伝わってくる。既に明るくなって途中チラチラ見える魚野川本流にはアユ師と思われる車がポツポツと河川敷に止まっているのが見える。最近のアユ師は朝が早いな~と思いつつ六日町ICで降りて三国川下流の橋を通過する際に覗いてみると、上流ダムが放水しているようで予想以上の水量増、試しに降りて水温を測ると16℃と今の時期にしてはそこそこ低い。
 これは早朝、大岩魚チャンスとばかりに三国川下流部の過去に大岩魚を釣ったポイントに行ってみると・・・。ちょっと水量が多すぎ感もあるが、日頃は大石下やテトラ奥等の障害物に隠れている個体が一時的に出てきている可能性も高い。速攻で準備して、瀬頭の白泡がぶつかる大石サイドの流れのヨレにシンキングミノーをダウンクロスでピタリと送り込む。必要以上に探るが一向にバイトは無い。次に下流に向かってやや流れが弱まった瀬尻の大石サイドを探ると、30cm弱の岩魚がバイトしてきた。流れがきつい場所だけあってヒキは中々強く楽しい。リリース後、下流を少し探るがザラ瀬続きでポイントらしき場所は少ない。
 車で少し上流部へ移動。だが結局、水量が多い反面、活性が低いようで、早めに切り替えて魚野川本流大物狙いへシフト、三国川へは午後に再度訪れることにした。


早朝、増水の支流・三国川
   

■モンスターがレンジバイブにヒット!?■
 当日、朝は気温17℃と清々しい状況から気温がグングン上昇、早々に魚野川下流エリアへ・・。今回はドデカイレインボー狙いでタックルもヘビーに強化。PE1.5号にフロロ16lbのリーダーを装着。小出エリアのポイントを、スプーンを使いトロ瀬や淵を広範囲に攻める。瀬尻でコツとアタリがありアワせる30cm弱のヤマメらしき銀色の魚体がグルグルと回転して寄ってきたが途中でバレたのみで、肝心な大物の気配は感じられなかった。
 更に下流へ車で移動し有力ポイントに着くと既に先客が・・、如何にも大物狙のオーラを出したフライマンが胸までウェディングして狙っていた。ちょっとだけ様子を見ていたが上手い!と感心、やるな~と思いつつ下流へ車で更に移動。
 選んだポイントはやや川がカーブした淵がある大ポイント。まずは定番のスプーンで流れ込みをフルキャストで探るが全く反応無。この時期の大型レインボーはアユをバクリと食べたいがすばしっこいので早々捕食できない?と思われるのでシュガーミノーSG80Fアユカラーをセレクト、淵に流れ込む瀬をアップクロスでキャストして一旦流れの芯に載せて弱ったアユを演出、のらりくらり?させながら表層を流下させていく。
 立ち位置や流す角度を調整したりと40分程狙って厳しいかな~、そろそろレンジバイブで淵のボトムをダイレクトに探るかと思案中・・・ペットボトルのお茶を飲みながらミノーを流していると不意に突然前触れ無く一気にロッドが絞り込まれてリールのドラグが急反転、慌てて両手でロッドを抑えてドラグを瞬時にやや緩めて体制を立て直す。ラインが下流の淵に向かってギュンギュン走り、耐えてるとドバババーと水面にジャンプしたのは銀化した巨大レインボー。デカイと思いつつニヤリ。遠目ながら2本のフックはガッチリ入っている様子であったし、淵は流れが弱いのでチャンス・・。今回はヘビータックルなので後は耐えるのみと迫力あるジャンプを2度追加して徐々に弱ってきた矢先にまさかのフックが外れて魚はゆっくり深みに消えていった。確か去年も大物にフックを伸ばされた記憶が・・・。6番フックが2本とも延ばされていた・・当然ながらポイントも荒れてしまったので、車で移動、そして2か所目のポイントで今回2度目の大物がヒット?。


魚野川本流の下流域
   

■激流の瀬を走る本流ニジマス■
 気温もグングン上昇、川に入っている時は気持ち良いが出ると川原の石が照り返しで暑い。トドメは逃げられた大物の口惜しさ。現実は厳しいが可能性はゼロでは無いと2匹目のドジョウ?を狙う。天気は晴れの日中、こうなるとアピール重視のカラーが派手なルアーか、光の加減でシルエットがはっきりする黒系かの2択で検討。それではとまずは派手系のレンジバイブ70ESを選定して、大きなトロ瀬の瀬頭をダウンクロスで探るが反応無し。徐々に下流に下りながら探っていくと丁度中心の位置で対岸に崩れテトラがあった。大物は特に障害物を好む・・レンジバイブの自重を活かしてフル遠投で対岸テトラサイドにキャストして、一旦ボトムまでカウントダウンしてワンアクションを加えるとガツンとヒット。今回は慎重にテンションを保って応戦、こちらもドバババーとフルジャンプで見た姿は60cm弱と良型の幅広レインボー、太い流れの中で走り回るパワーは凄まじい。何度か走られては寄せてを繰り返しネットでランディングしたのは58cm幅広の個体であった。
 体高もさることながらデップリしたお腹には何が入っているのだろうか?。ちょっと触ってみるとゴロゴロした大きな感触はアユ等の小魚?が餌食になっていると思われた。


遂に足元に横たわった58cmレインボー

ヒットルアーはレンジバイブ70ES

■渓流ミノーイングで楽しむ午後■
 納得の1尾に出会えたところで、暑さに弱い私は一旦車に戻り、早めの昼食、日陰で仮眠して、15時頃から気になる三国川をライトタックルで探る。この川は車を止めて直ぐに入渓できるので、日頃から多くのアングラーが攻めるのでスレている個体が多い。当日は10cm位の木端ヤマメが多く、イワナの捕食対象となっている事が想定された。色々とミノーのカラーリングを試したが反応が良かったのがドリフトトゥイッチャー50Sで、やはりヤマメカラーのギラギラ感が良かった。
 今回は上流ダムの放水により水温の変化があった関係か?、今の時期に有効な瀬頭や落ち込みよりも、瀬の中間点のやや水深がある場所の石下等障害物の下に居付いていて、一旦魚の近くまでミノーを近づけないと反応しないような状況であった。
 釣果的には大物は出なかったが18~27cmイワナを4匹、ヤマメ24cm・31cmの2匹と、短時間であったが楽しい一時を楽しむ事ができ夕刻のイブニングを待たずに終了とした。

 今回は超大物にこそ敗れたが、自分の感性を生かして自然豊かな新潟の魚野川で大物を求め、大変楽しい釣行であった。また今季中にチャレンジしたいと思う。


三国川のイワナ
 
三国川の31cmヤマメ
   

良型ヤマメの釣れたポイント
 
魚沼名産コシヒカリ

【魚野川本流域でのルアー】
シュガーミノーSG80F
レンジバイブ70ES・80ES
【三国川でのルアー】
シュガーミノードリフトトゥイッチャー50S

【魚野川本流域でのタックル】
ロッド:シマノモンスターリミテッド80L
リール:シマノ ステラ3000
ライン:バリバス PE1.5号
リーダー:バリバス フロロ16lb
フック:VANフック ストリームDT35 #6

(2015年7月13日掲載)